• 5月 14, 2025

子どもの日焼け対策

「こどもに日焼け止めって使ったほうがいいですか?」

この時期になるとよく聞かれます。答えは

 YES!

生後6か月を過ぎたら日焼け止めを使った方がいいです。

日に当たったほうが骨が強くなるといわれています。紫外線を浴びることで体はビタミンDを作り食物からカルシウムの吸収を促します。骨の健康を保つためには紫外線を浴びることは大切です。

しかしデメリットとして、しみ・しわ、皮膚がん、アトピー性皮膚炎の悪化、目の病気などメリットを上回る問題があります。

 日焼け(紫外線)は百害あって一利あり

なのです。特に夏の日中の外出は注意が必要です。具体的な日焼け(紫外線)対策は

  ✔10時~14時の外出はできるだけ避ける

  ✔帽子や日傘を使う

  ✔外で遊ぶ時は日陰で遊ぶ

  ✔ラッシュガードやサングラスを着用する

  ✔日焼け止めを使う

こどもへの日焼け止めは低刺激で紫外線吸収剤不使用のものを選びましょう。

 日常生活 SPF15~20、PA++

 海や山 SPF20~40、PA+++

ムラのないよう丁寧に塗りましょう。鼻の頭や肩、背中の上の方は特に日焼けがしやすいです。  

アトピー性皮膚炎の治療で外用薬を塗っている方は、外用薬→日焼け止め→虫よけの順番で使うとよいでしょう。

日焼け止めを上手く使って暑い夏を健康に過ごしてくださいね。

気になる方は当院にご相談ください。

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